遣新羅使人の歌(7)・・・巻第15-3591~3594

訓読 >>> 3591妹(いも)とありし時はあれども別れては衣手(ころもで)寒きものにそありける 3592海原(うなはら)に浮寝(うきね)せむ夜(よ)は沖つ風いたくな吹きそ妹もあらなくに 3593大伴(おほとも)の御津(みつ)に船乗(ふなの)り漕ぎ出(で)てはいづれの島に廬(いほ)りせむ我(わ)れ 3594潮(しほ)待…