遣新羅使人の歌(13)・・・巻第15-3617~3621

訓読 >>> 3617石走(いはばし)る滝(たき)もとどろに鳴く蝉(せみ)の声をし聞けば都し思ほゆ 3618山川(やまがは)の清き川瀬に遊べども奈良の都は忘れかねつも 3619礒(いそ)の間ゆたぎつ山川(やまがは)絶えずあらばまたも相(あひ)見む秋かたまけて 3620恋(こひ)繁(しげ)み慰(なぐさ)めかねてひぐらしの…