遣新羅使人の歌(19)・・・巻第15-3638~3643

訓読 >>> 3638これやこの名に負(お)ふ鳴門(なると)のうづ潮(しほ)に玉藻(たまも)刈るとふ海人娘子(あまをとめ)ども 3639波の上に浮寝(うきね)せし宵(よひ)あど思(も)へか心悲しく夢(いめ)に見えつる 3640都辺(みやこへ)に行かむ船もが刈(か)り薦(こも)の乱れて思ふ言(こと)告(つ)げやらむ …