手もすまに植ゑし萩にや・・・巻第8-1633~1635

訓読 >>> 1633手もすまに植ゑし萩(はぎ)にやかへりては見れども飽(あ)かず心 尽(つく)さむ 1634衣手(ころもで)に水渋(みしぶ)付くまで植ゑし田を引板(ひきた)我が延(は)へまもれる苦し 1635佐保川(さほがは)の水を堰(せ)き上げて植ゑし田を刈(か)れる初飯(はちいひ)はひとりなるべし 要旨 >>>…