玉梓の君が使ひの手折り来る・・・巻第10-2111

訓読 >>> 玉梓(たまづさ)の君が使ひの手折(たを)り来(け)るこの秋萩は見れど飽(あ)かぬかも 要旨 >>> あなたの寄こしたお使いが手折ってきてくれたこの秋萩は、見ても見ても見飽きることがありません。 鑑賞 >>> 「玉梓の」は、古く便りを伝える使者は、梓(あずさ)の枝を持ち、これに手紙を結びつけて…