遣新羅使人の歌(14)・・・巻第15-3622~3624

訓読 >>> 3622月読(つくよ)みの光りを清(きよ)み夕なぎに水手(かこ)の声呼び浦廻(うらみ)漕(こ)ぐかも 3623山の端(は)に月(つき)傾(かたぶ)けば漁(いざ)りする海人(あま)の燈火(ともしび)沖になづさふ 3624我(わ)れのみや夜船(よふね)は漕(こ)ぐと思へれば沖辺(おきへ)の方(かた)に楫…