妹が名は千代に流れむ・・・巻第2-228~229

訓読 >>> 228妹(いも)が名は千代(ちよ)に流れむ姫島(ひめしま)の小松(こまつ)が末(うれ)に蘿(こけ)生(む)すまでに 229難波潟(なにはがた)潮干(しほひ)なありそね沈みにし妹(いも)が姿を見まく苦しも 要旨 >>> 〈228〉その娘の名は末永く語り継がれるだろう。姫島の松の梢が大きくなってこけむす…