遊行女婦の児島が大伴旅人に贈った歌・・・巻第6-965~966

訓読 >>> 965凡(おほ)ならばかもかも為(せ)むを恐(かしこ)みと振(ふ)り痛(た)き袖(そで)を忍びてあるか 966倭道(やまとぢ)は雲隠(くもがく)りたり然(しか)れどもわが振(ふ)る袖(そで)を無礼(なめ)しと思ふな 要旨 >>> 〈965〉貴方様がふつうのお方であったなら、なんなりともいたしましょう…