藤原麻呂が大伴坂上郎女に贈った歌・・・巻第4-522~524

訓読 >>> 522娘子(をとめ)らが玉櫛笥(たまくしげ)なる玉櫛(たまくし)の神(かむ)さびけむも妹(いも)に逢はずあれば 523よく渡る人は年にもありといふをいつの間にぞも我(わ)が恋ひにける 524蒸衾(むしぶすま)柔(なごや)が下に臥(ふ)せれども妹(いも)とし寝(ね)ねば肌(はだ)し寒しも 要旨 >>>…