遣新羅使人の歌(10)・・・巻第15-3586~3588

訓読 >>> 3586我(わ)が故(ゆゑ)に思ひな痩(や)せそ秋風の吹かむその月(つき)逢はむもの故(ゆゑ) 3587栲衾(たくぶすま)新羅(しらき)へいます君が目を今日(けふ)か明日(あす)かと斎(いは)ひて待たむ 3588はろはろに思ほゆるかも然(しか)れども異(け)しき心を我(あ)が思はなくに 要旨 >>> 〈…