湯原王と娘子の歌(1)・・・巻第4-631~633

訓読 >>> 631表辺(うはへ)なきものかも人は然(しか)ばかり遠き家路(いへぢ)を還(かへ)す思へば 632目には見て手には取らえぬ月の内(うち)の楓(かつら)のごとき妹(いも)をいかにせむ 633ここだくも思ひけめかも敷栲(しきたへ)の枕(まくら)片去(かたさ)る夢(いめ)に見えける 要旨 >>> 〈631〉愛…