大和の国のこころ、万葉のこころ
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鏡王女と藤原鎌足の歌・・・巻第2-93~94
訓読 >>> 93玉櫛笥(たまくしげ)覆(おほ)ふを易み明けていなば君が名はあれど吾(わ)が名し惜しも 94玉櫛笥(たまくしげ)御室(みもろ)の山のさなかづらさ寝ずはつひにありかつましじ 要旨 >>> 〈93〉夜がすっかり開けてお帰りになったら、あなたには浮き名が立っても構わないでしょうが、私の名が噂に立つの…