額田王が近江の国に下った時に作った歌・・・巻第1-17~19

訓読 >>> 17味酒(うまさけ) 三輪(みわ)の山 あをによし 奈良の山の 山の際(ま)に い隠るまで 道の隈(くま) い積もるまでに つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見放(みさ)けむ山を 情(こころ)なく 雲の 隠さふねしや 18三輪山をしかも隠すか雲だにも情(こころ)あらなも隠さふべしや 19へそかたの林の…