大和の国のこころ、万葉のこころ
id:yukoyuko1919
桜田へ鶴鳴き渡る年魚市潟・・・巻第3-270~271
訓読 >>> 270旅にしてもの恋(こひ)しきに山下(やまもと)の赤のそほ船(ぶね)沖にこぐ見ゆ 271桜田へ鶴(たづ)鳴き渡る年魚市潟(あゆちがた)潮(しほ)干(ひ)にけらし鶴鳴き渡る 要旨 >>> 〈270〉旅先なので何となくもの恋しい。ふと見ると、先ほどまで山裾にいた朱塗りの船が沖のあたりを漕いでいくのが見…