夕占問ふ我が袖に置く白露を・・・巻第11-2686~2688

訓読 >>> 2686夕占(ゆふけ)問ふ我(わ)が袖(そで)に置く白露(しらつゆ)を君に見せむと取れば消(け)につつ 2687桜麻(さくらを)の麻生(をふ)の下草(したくさ)露(つゆ)しあれば明かしてい行け母は知るとも 2688待ちかねて内には入(い)らじ白栲(しろたへ)の吾(わ)が衣手(ころもで)に露(つゆ)は…