隼人の薩摩の瀬戸を・・・巻第3-248

訓読 >>> 隼人(はやひと)の薩摩(さつま)の瀬戸を雲居(くもゐ)なす遠くも我(わ)れは今日(けふ)見つるかも 要旨 >>> 隼人の住む薩摩の瀬戸よ、その瀬戸を、空の彼方の雲のように遙か遠くだが、私は今この目に見納めた。 鑑賞 >>> 長田王が筑紫に派遣され、薩摩国に赴いたときに作った歌。『万葉集』の歌…