剣太刀身に取り副ふと・・・巻第4-604~606

訓読 >>> 604剣(つるぎ)太刀(たち)身に取り副(そ)ふと夢(いめ)に見つ何の兆(さが)そも君に逢はむため 605天地(あめつち)の神の理(ことわり)なくはこそ我(あ)が思ふ君に逢はず死にせめ 606我(わ)れも思ふ人もな忘れおほなわに浦(うら)吹く風のやむ時もなし 要旨 >>> 〈604〉昨夜、剣太刀を帯びる…