大伴家持と紀女郎の歌(3)・・・巻第4-775~776

訓読 >>> 775鶉(うづら)鳴く古(ふ)りにし郷(さと)ゆ思へどもなにそも妹(いも)に逢ふよしもなき 776言出(ことで)しは誰(た)が言(こと)なるか小山田(をやまだ)の苗代水(なわしろみづ)の中淀(なかよど)にして 要旨 >>> 〈775〉古さびた奈良の里にいた頃からあなたに恋焦がれていたのに、なぜお逢い…