大和の国のこころ、万葉のこころ
id:yukoyuko1919
磐畳かしこき山と知りつつも・・・巻第7-1331~1332
訓読 >>> 1331磐畳(いはたたみ)恐(かしこ)き山と知りつつも吾(わ)れは恋ふるか同等(なみ)ならなくに 1332岩が根の凝(こご)しき山に入り初(そ)めて山なつかしみ出(い)でかてぬかも 要旨 >>> 〈1331〉岩がごつごつと露出した恐ろしい山だと知ってはいても、私は恋い焦がれている、たやすく登れる山では…