ますらをと思へる我れをかくばかり・・・巻第11-2584~2586

訓読 >>> 2584ますらをと思へる我(わ)れをかくばかり恋せしむるは悪(あ)しくはありけり 2585かくしつつ我(あ)が待つ験(しるし)あらぬかも世の人(ひと)皆(みな)の常(つね)にあらなくに 2586人言(ひとごと)を繁(しげ)みと君に玉梓(たまづさ)の使(つか)ひも遣(や)らず忘ると思ふな 要旨 >>> 〈…