大和の国のこころ、万葉のこころ
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馬並めていざ打ち行かな・・・巻第17-3953~3954
訓読 >>> 3953雁(かり)がねは使ひに来(こ)むと騒(さわ)くらむ秋風寒みその川の上(へ)に 3954馬(うま)並(な)めていざ打ち行かな渋谿(しぶたに)の清き礒廻(いそみ)に寄する波(なみ)見に 要旨 >>> 〈3953〉雁たちは都へ使いに行こうと鳴き騒いでいるようだ。秋風が寒くなってきたので、あの川べりで…