大和の国のこころ、万葉のこころ
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橘は実さへ花さへその葉さへ・・・巻第6-1009~1010
訓読 >>> 1009橘(たちばな)は実さへ花さへその葉さへ枝(え)に霜(しも)降れどいや常葉(とこは)の木 1010奥山の真木(まき)の葉しのぎ降る雪のふりは増(ま)すとも地(つち)に落ちめやも 要旨 >>> 〈1009〉橘という木は、実も花もその葉さえも、冬、枝に霜が降っても枯れることのない常緑の樹である。 〈10…