大和の国のこころ、万葉のこころ
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忘れ草我が下紐に付けたれど・・・巻第4-727~728
訓読 >>> 727忘れ草 我(わ)が下紐(したひも)に付けたれど醜(しこ)の醜草(しこくさ)言(こと)にしありけり 728人もなき国もあらぬか我妹子(わぎもこ)とたづさはり行きて副(たぐ)ひて居(を)らむ 要旨 >>> 〈727〉苦しみを忘れるために、忘れ草を着物の下紐につけていたけれど、役立たずのろくでなしの…