大和の国のこころ、万葉のこころ
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玉藻刈る沖辺は漕がじ・・・巻第1-72
訓読 >>> 玉藻(たまも)刈る沖辺(おきへ)は漕(こ)がじ敷栲(しきたへ)の枕のあたり忘れかねつも 要旨 >>> 海女たちが玉藻を刈っている沖のあたりには舟を漕いでいくまい。昨夜旅の宿で枕を共にした女のことが、忘れられないから。 鑑賞 >>> 藤原宇合(ふじわらのうまかい)の歌。藤原宇合は不比等の3男で、…