防人の歌(26)・・・巻第20-4352

訓読 >>> 道の辺(へ)の茨(うまら)の末(うれ)に延(は)ほ豆のからまる君をはがれか行かむ 要旨 >>> 道ばたのいばらの先に豆のつるが絡みつくように、私に絡みついて離れない君を残して、別れて行かなければならないのか。 鑑賞 >>> 上総国の防人、天羽郡(あまはのこおり)の上丁丈部鳥(はせべのとり)の…