防人の歌(32)・・・巻第20-4393~4394

訓読 >>> 4393大君(おほきみ)の命(みこと)にされば父母(ちちはは)を斎瓮(いはひへ)と置きて参(ま)ゐ出(で)来(き)にしを 4394大君(おほきみ)の命(みこと)畏(かしこ)み弓の共(みた)さ寝(ね)かわたらむ長けこの夜(よ)を 要旨 >>> 〈4393〉大君の恐れ多いご命令であるので、父上、母上を斎瓮…