大和の国のこころ、万葉のこころ
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ぬばたまの夜渡る月を留めむに・・・巻第7-1076~1077
訓読 >>> 1076ももしきの大宮人(おほみやひと)の罷(まか)り出て遊ぶ今夜(こよひ)の月のさやけさ 1077ぬばたまの夜(よ)渡る月を留(とど)めむに西の山辺(やまへ)に関(せき)もあらぬかも 要旨 >>> 〈1076〉大宮人たちが宮中から退出して楽しんでいる今夜の月の、何と清く美しいことか。 〈1077〉夜空を渡…