大和の国のこころ、万葉のこころ
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山の辺にい行く猟夫は・・・巻第10-2144~2147
訓読 >>> 2144雁(かり)は来ぬ萩(はぎ)は散りぬとさを鹿の鳴くなる声もうらぶれにけり 2145秋萩(あきはぎ)の恋も尽きねばさを鹿の声い継(つ)ぎい継(つ)ぎ恋こそまされ 2146山近く家や居(を)るべきさを鹿の声を聞きつつ寐寝(いね)かてぬかも 2147山の辺(へ)にい行く猟夫(さつを)は多かれど山にも野にも…