遣新羅使人の歌(27)-3668~3670

訓読 >>> 3668大君(おほきみ)の遠(とほ)の朝廷(みかど)と思へれど日(け)長くしあれば恋ひにけるかも 3669旅にあれど夜(よる)は火(ひ)灯(とも)し居(を)る我(わ)れを闇(やみ)にや妹(いも)が恋ひつつあるらむ 3670韓亭(からとまり)能許(のこ)の浦波立たぬ日はあれども家(いへ)に恋ひぬ日はな…