いつしか明けむ布勢の海の浦を・・・巻第18-4038~4042

訓読 >>> 4038玉櫛笥(たまくしげ)いつしか明けむ布勢(ふせ)の海の浦を行きつつ玉も拾(ひり)はむ 4039音(おと)のみに聞きて目に見ぬ布勢(ふせ)の浦を見ずは上(のぼ)らじ年は経(へ)ぬとも 4040布勢(ふせ)の浦を行きてし見てばももしきの大宮人(おほみやひと)に語り継ぎてむ 4041梅の花咲き散る園(その…