大夫は御猟に立たし・・・巻第6-1001

訓読 >>> 大夫(ますらを)は御猟(みかり)に立たし娘子(をとめ)らは赤裳(あかも)裾(すそ)引く清き浜廻(はまび)を 要旨 >>> 廷臣たちは狩をしにお発ちになり、官女らは赤い着物の裾を引きながら、きれいな浜で海の物を求めている。 鑑賞 >>> 山部赤人が、天平6年(734年)春の3月、聖武天皇の難波行幸に…