遣新羅使人の歌(30)-3676~3680

訓読 >>> 3676天(あま)飛ぶや雁(かり)を使(つかひ)に得(え)てしかも奈良の都に言(こと)告(つ)げ遣(や)らむ 3677秋の野をにほはす萩(はぎ)は咲けれども見る験(しるし)なし旅にしあれば 3678妹(いも)を思(おも)ひ寐(い)の寝(ね)らえぬに秋の野にさを鹿(しか)鳴きつ妻思ひかねて 3679大船(お…