相見ぬは幾久さにもあらなくに・・・巻第4-665~667

訓読 >>> 665向かひ居て見れども飽かぬ我妹子(わぎもこ)に立ち離(わか)れ行かむたづき知らずも 666相(あひ)見ぬは幾久(いくひさ)さにもあらなくにここだく我(わ)れは恋ひつつもあるか 667恋ひ恋ひて逢ひたるものを月しあれば夜は隠(こも)るらむしましはあり待て 要旨 >>> 〈665〉向き合っていて、いくら…