うつせみは数なき身なり・・・巻第20-4468~4469

訓読 >>> 4468うつせみは数なき身なり山川(やまかは)のさやけき見つつ道を尋(たづ)ねな 4469渡る日の影に競(きほ)ひて尋ねてな清(きよ)きその道またもあはむため 要旨 >>> 〈4468〉生きてこの世にあるのは取るに足らない身。清らかな山や川を眺めながら悟りの道を尋ねてみたいものだ。 〈4469〉空を渡る日の…