大和の国のこころ、万葉のこころ
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斎藤茂吉による万葉秀歌(1)
たまきはる宇智の大野に馬並めて朝踏ますらむその草深野(巻第1-4)~中皇命 山越の風を時じみ寝る夜落ちず家なる妹をかけて偲びつ(巻第1-6)~軍王 秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の宮処の仮廬し思ほゆ(巻第1-7)~額田王 熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな(巻第1-8)~額田王 紀の国の山越…