霰打つ安良礼松原住吉の・・・巻第1-65

訓読 >>> 霰(あられ)打つ安良礼(あられ)松原(まつばら)住吉(すみのゑ)の弟日娘(おとひをとめ)と見れど飽かぬかも 要旨 >>> 安良礼の浜の松原は、住吉の愛らしい弟日娘と同じに、いくら見ても見飽きることがない。 鑑賞 >>> 長皇子(ながのみこ)の歌。文武天皇の慶雲3年(706年)9月から10月にかけて難…