玉守に玉は授けてかつがつも・・・巻第4-651~652

訓読 >>> 651ひさかたの天の露霜(つゆしも)置きにけり家(いへ)なる人も待ち恋ひぬらむ 652玉守(たまもり)に玉は授けてかつがつも枕と我(わ)れはいざふたり寝む 要旨 >>> 〈651〉外を見れば、天から降った露が庭の地面に置いています。こんな寒い夜に家にいる人は、あなたを恋しくお待ちしているでしょう。 …