風吹けば黄葉散りつつ・・・巻第10-2198~2200

訓読 >>> 2198風吹けば黄葉(もみち)散りつつ少なくも吾(あが)の松原(まつばら)清くあらなくに 2199物思(ものも)ふと隠(こも)らひ居(を)りて今日(けふ)見れば春日(かすが)の山は色づきにけり 2200九月(ながつき)の白露(しらつゆ)負(お)ひてあしひきの山のもみたむ見まくしもよし 要旨 >>> 〈21…