百足らず八十隈坂に手向けせば・・・巻第3-427

訓読 >>> 百(もも)足らず八十隈坂(やそくまさか)に手向(たむ)けせば過ぎにし人にけだし逢はむかも 要旨 >>> 多くの曲がり角がある坂道で、道の神に供物を捧げたら、亡くなった人にもしや逢えるだろうか。 鑑賞 >>> 田口広麻呂(たのくちのひろまろ)が死んだときに、刑部垂麻呂(おさかべのたりまろ)が作…