曇り夜のたどきも知らぬ山越えて・・・巻第12-3186~3189

訓読 >>> 3186曇(くも)り夜のたどきも知らぬ山越えて往(い)ます君をばいつとか待たむ 3187たたなづく青垣山(あをかきやま)の隔(へ)なりなばしばしば君を言(こと)問(と)はじかも 3188朝霞(あさがすみ)たなびく山を越えて去(い)なば我(あ)れは恋ひむな逢はむ日までに 3189あしひきの山は百重(ももへ)…