遣新羅使人の歌(33)・・・巻第15-3688~3690

訓読 >>> 3688天皇(すめろき)の 遠(とほ)の朝廷(みかど)と 韓国(からくに)に 渡る我(わ)が背(せ)は 家人(いへびと)の 斎(いは)ひ待たねか 正身(ただみ)かも 過(あやま)ちしけむ 秋去らば 帰りまさむと たらちねの 母に申(まを)して 時も過ぎ 月も経(へ)ぬれば 今日(けふ)か来(こ)む 明日か…