今造る久邇の都は・・・巻第6-1037

訓読 >>> 今造る久邇(くに)の都は山川の清(さや)けき見ればうべ知らすらし 要旨 >>> 新しく造られる久邇の都は、山川の清らかさを見れば、ここに君臨なさることはもっともなことだと思われます。 鑑賞 >>> 大伴家持が、天平12年12月から同16年2月までの間に都とされた恭仁京を讃めて作った歌。「今造る」は、…