東歌(61)・・・巻第14-3441

訓読 >>> ま遠くの雲居(くもゐ)に見ゆる妹(いも)が家(へ)にいつか至らむ歩め我(あ)が駒(こま) 要旨 >>> はるか遠くの雲の彼方にあの娘(こ)の家が見える。早くたどり着きたいと思う。さあ、しっかり歩め、わが馬よ。 鑑賞 >>> 「ま遠く」の「ま」は接頭語。「雲居」は、雲のあるところ、すなわち空。…