防人の歌(45)・・・巻第20-4347~4348

訓読 >>> 4347家にして恋ひつつあらずは汝(な)が佩(は)ける大刀(たち)になりても斎(いは)ひてしかも 4348たらちねの母を別(わか)れてまこと我(わ)れ旅の仮廬(かりほ)に安く寝(ね)むかも 要旨 >>> 〈4347〉家で恋しく思っているのではなく、お前が腰に帯びる大刀、せめてその太刀にでもなってそばで…