大和の国のこころ、万葉のこころ
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遣新羅使人の歌(35)・・・巻第15-3694~3696
訓読 >>> 3694わたつみの 畏(かしこ)き道を 安けくも なく悩み来て 今だにも 喪(も)なく行かむと 壱岐(ゆき)の海人(あま)の 秀(ほ)つ手の占部(うらへ)を 象焼(かたや)きて 行かむとするに 夢(いめ)のごと 道の空路(そらぢ)に 別れする君 3695昔より言ひけることの韓国(からくに)の辛(から)くもこ…