大和の国のこころ、万葉のこころ
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妹が見しやどに花咲き時は経ぬ・・・巻第3-466~469
訓読 >>> 466我(わ)がやどに 花ぞ咲きたる そを見れど 心も行(ゆ)かず はしきやし 妹(いも)がありせば 水鴨(みかも)なす 二人 並(なら)び居(ゐ) 手折(たを)りても 見せましものを うつせみの 借(か)れる身なれば 露霜(つゆしも)の 消(け)ぬるがごとく あしひきの 山道(やまぢ)を指(さ)して 入…