大和の国のこころ、万葉のこころ
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秋づけば尾花が上に置く露の・・・巻第8-1564~1565
訓読 >>> 1564秋づけば尾花(をばな)が上に置く露(つゆ)の消(け)ぬべくも我(あ)れは思ほゆるかも 1565我(わ)が宿(やど)の一群萩(ひとむらはぎ)を思ふ子に見せずほとほと散らしつるかも 要旨 >>> 〈1564〉秋めいてくると、尾花の上に置く露のように、私は、はかなく消えて死にそうに思われます。あなた…