竹取の翁と乙女らの歌(2)・・・巻第16-3794~3798

訓読 >>> 3794はしきやし翁(おきな)が歌におほほしき九(ここの)の子らや感(かま)けて居(を)らむ 3795恥(はぢ)を忍(しの)び恥を黙(もだ)して事もなく物言はぬ先(さき)に我(わ)れは寄りなむ 3796否(いな)も諾(を)も欲しきまにまに許すべき顔(かほ)見ゆるかも我(わ)れも寄りなむ 3797死にも生き…