大和の国のこころ、万葉のこころ
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防人の歌(47)・・・巻第20-4371
訓読 >>> 橘(たちばな)の下(した)吹く風の香(か)ぐはしき筑波(つくは)の山を恋ひずあらめかも 要旨 >>> 橘の実のなっている木陰を吹く風のように、なつかしい筑波の山を、どうして恋い焦がれずにいられようか。 鑑賞 >>> 常陸国の防人の歌。作者は、助丁の占部広方(うらべのひろかた)。「橘」は、ミカ…