堀江漕ぐ伊豆手の舟の・・・巻第20-4460~4462

訓読 >>> 4460堀江(ほりえ)漕(こ)ぐ伊豆手(いづて)の舟の楫(かぢ)つくめ音(おと)しば立ちぬ水脈(みを)早みかも 4461堀江(ほりえ)より水脈(みを)さかのぼる楫(かぢ)の音(おと)の間(ま)なくぞ奈良は恋しかりける 4462舟競(ふなぎほ)ふ堀江(ほりえ)の川の水際(みを)に来居(きゐ)つつ鳴くは…